TOP > 通信制高校のしくみ

通信制高校のしくみ

サルでも分かる!?通信制高校のしくみ

『通信制高校』という言葉は聞いたことがあっても、いったいどんな高校なのか分からない方も多いのではないでしょうか? 学校探しをはじめる前に、まずは通信制高校やサポート校について基本的なことがらを理解しておきましょう。
ということで、ここでは『通信制高校』選びが初めての方のために『通信制高校』や『サポート校』のしくみについて、なるべく簡単な言葉で紹介したいと思います。
※各学校ごとに違うことがらもありますので、入学前に確認してくださいね。

通信制高校ってナニ?

まずは日本の高等学校を大きく3つに分けると…

“高校”3つのカタチ
  • 1
    全日制
  • 2
    定時性
  • 3
    通信制
どれを卒業しても資格は同じ『高校卒業』

ひとつは、『全日制高校』。
一般的に“高校”と言うと、この全日制高校のことです。朝8時ぐらいから夕方まで毎日授業を行う、皆さんよく知っている普通の高校です。

次に『定時制高校』。
もともとは昼間はお仕事をして、夜間に学校に通う人のために作られた高校です。1日に4時間程度の授業を行います。
現在は、中学を卒業してすぐに働く人も少ないことや、夜間のお仕事をしている人なども通えるように、午前中だけ、午後だけなど、日中に授業を行う定時制高校も増えています。

最後は『通信制高校』。
後で詳しくお話しますが、その名の通り主に通信で教育を行う高校です。
毎日通う必要がないので、全日制高校の学習スタイルがあわない人はもちろん、スポーツや芸能などでプロを目指す人や、難関大学の受験勉強に力を入れたい人、子育て中の主婦や会社員などにも人気があります。

通信制高校には誰でも入学できるの?

中学校を卒業していれば誰にでも入学資格がありますが、
通信制高校にも入学可能な区域があります。

入学可能な区域
  • 狭域通信制高校
    2つの都道府県
    から入学可能
  • 広域通信制高校
    3つ以上の都道府県
    から入学可能
大きく分けると2種類の通信制高校がある

一般的な通信制高校は、狭域(きょういき)通信制と呼ばれ、学校がある都道府県+もうひとつだけ別の都道府県を入学可能としています。

もうひとつ、広域(こういき)通信制と呼ばれる学校は、3つ以上の都道府県から入学が可能で、全国から入学している学校もあります。

また、入学時期は4月だけではない学校が多いです。転校生の場合は1年中受け付けてるケースも多いので各学校へ確認してみてくださいね。

通信制高校ってどんなところ?

「通信教育だけで高校卒業!」ではありません。

通信制高校を卒業するには
  • 1.高校在籍
    3年以上
  • 2.特別活動
    30時間以上
  • 3.単位修得
    74単位以上
卒業の条件は全日制高校と同じです。
  • 高校在籍⇒3年以上
    日本にはアメリカのような飛び級はありませんので、どれだけ成績が優秀でも3年間は高校に在籍する必要があります。
    全日制高校では“3年”と決められている場合が多いですが、通信制高校には“学年”や“留年”という考え方がない学校がほとんどなので、必ず3年で卒業しましょうというわけではありません。また、転校などをした場合は、転校前の高校と合計して3年以上あればOKです。
  • 特別活動⇒30時間以上
    特別活動とは、ホームルームや学校行事などのことです。これらを3年間で合計30時間以上参加する必要があります。
  • 単位修得⇒74単位以上
    ここで言う“単位”とは、数学や理科の単位とは少し違います。単位とはポイントのようなものだと思ってください。
    例えば国語の“スクーリング”を受けて、“レポート”を出して、“テスト”を受けて、学校から3ポイント(3単位)ゲット!みたいな感じです。
    これを繰り返して、合計74ポイント(74単位)以上ゲットする必要があります。

通信制高校の特長はコレだ!

単位を修得する方法、つまり日々の学習方法が全日制高校や定時制高校とは全く違うんです!

通信制高校の学習方法
  • 1.レポート
  • 2.スクーリング
  • 3.テスト
単位修得!
コレが通信制高校の基本です!
  • レポート
    生徒が教科書や学習図書などを使ってレポートをまとめます。レポートとは、主に各教科の教科書に沿った課題や問題が印刷されたプリントです。
    このレポートは、科目ごとに1単位あたり何回提出するかが決まっています。
    例えば【数学Ⅰ(3単位)】なら1単位あたり3回なので、年間で9回のレポート提出が必要です。
  • スクーリング
    全日制の学校で行っている授業形式の指導のことで、通信制では「面接指導」とも言われています。単位を修得するために必要なスクーリングの時間数も科目ごとに決まっています。
    例えば【国語総合(4単位)】なら1単位あたり1回なので、年間で4回の出席が必要です。
  • テスト
    決められた数のレポートとスクーリングを消化したら、最後にテストを受けます。ここで一定の成績を収めれば、各科目ごとに設定されたポイント(単位)をゲットできます。

通信制高校なのに通学回数が多いなあ、と感じた方へ

スクーリングの回数は、最大で8割まで免除されます!

スクーリング出席回数の免除
  • どれかひとつを利用して
    6割免除!
    2つ以上を利用して
    8割免除!!
100時間の出席が必要だった場合、80時間ぐらいが免除になり、
20時間程度の出席でOKになるということです。

「通信制高校なのに学校へ通う回数が多い。」と感じた方もいるかもしれません。
そんな皆さんもご心配なく!スクーリングの回数は最大で8割も免除されるシステムがあります!
それは「放送視聴」というものです。各学校によって差はありますが、
テレビやインターネットなどのメディアで講座を視聴することで最大6割、テレビとインターネット、テレビとラジオなど、複数のメディアを利用して最大8割、スクーリングの出席回数が免除されます。

通信制高校ならではの特長としてこんなものもあります。

留年しない学校ってどんなところ?

通信制高校の制度
  • 単位制
    科目ごとに単位を認定
    通信制高校
    で多く採用
  • 学年制
    学年ごとに学習
    全日制高校
    定時制高校
    で多く採用
長い目で見ると大きな違いがありますよ。

単位制とは、ひとつひとつの科目ごとに単位を認定するシステムで、多くの通信制高校で採用されています。
テストで失敗したりスクーリングに出席しなかったなど、単位を修得できなかったときには、その科目だけを次の年に再チャレンジすることができるので、留年(やダブり)という考え方がありません。

学年制とは、1年ごとに決められた科目を学習するシステムで、多くの全日制高校や定時制高校で採用されています。
学年ごとに学習する科目が決まっているため、ひとつでも単位を落とすと留年となり、もう一度その学年の学習を全てやりなおすことになります。

さっそく学校探しをはじめよう!

  • お住まいのエリアから